囲碁のゲームでコミなしにして、つくって、同数のときは、引き分けにする。それを、先手、と後手の2番を、1セットにして、
1勝1敗のときは、
数えた、路の合計で、多いほうを、勝にする。
中押しのときは?どうしましょうか。(それは、おいといて)
こういうルールで、囲碁をするとしたら、おもしろい思いませんか。
碁の対局に「コミ」がなかった頃は、引き分け(持碁)になることは縁起のよいことだったようです。
また、持碁でなかったとしても、同じ相手と「1勝1敗」の打ち分け(引き分け)だったら、これもまた、縁起のよいことだと思います。
それなのに、戦った2局の勝った「目数」の差で勝者を決めるのでしたら、最初から「先番(黒番)6目半コミだし」などの取り決めをしておいた方がよほど合理的だと思います。
「碁」は、たった1目勝っても、「勝ちは勝ち」だから興味深いのです。
碁敵(ごがたき)など同じ相手と「番碁」を楽しむのでしたら、2局などといわず、「十番碁」などをされたらいかがでしょうか。
「囲碁大会」などはトーナメントのシステムになっていて、1局で勝者を決めなくてはいけないので、悠長なことはいっていられないという事情があると思います。
それは囲碁とは別のゲームと見做すべきと思います。
ご提案の打ち方が何故面白いのか?私には理解できません。
ヒジョーに面白いです。お友達とやってみれば?
野球に満塁策というものがあります。どーせ1点取られりゃ負けだからあえて満塁ホーマーも辞せずという考え方です。甲子園にこの戦法が登場したときは観衆がアッと驚きました。碁においても、大石が危ないけれどもそこに手入れしていては負けなのであえて小さいヨセを打って大石の死活に勝負をかけます。あなたの提案はそれを否定するものです。しかしあなたが目碁を打たれるなら1点2点を大切にした方が良いでしょう。
そんなことをしたら、囲碁の目的自体が違ってきてしまっておもしろくないです。
1目勝てばその1局は勝ち、ということが大前提で、劣勢の碁をいかに挽回するか手段を講じる。つまり、勝負手を打つという打ち方。
その勝負手が失敗すれば投了、ということができなくなりますね。
1目負けでも10目負けでも同じ、という考え方が、10目負けより9目負けのほうが価値がある、なんていうことになったら、打っていておもしろくないです。
置き碁の場合は、下手がもう何子も置いてありますので、
持碁(白黒同数)は白勝ちが一般的です。
点数方式の大会もありますが、ルールが煩雑で解り辛い
ので、私達の会では中押し勝ち・数え碁・白のジゴ勝ちも
全て一勝にしております。
そして、勝ち数の多い順に、優勝・準優勝などとしており
ます。
現代ではスピーディに勝敗を決めなければなりません。それがコミ6目半なのです。
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