2012年4月29日日曜日

【将棋】正座で対局

【将棋】正座で対局
海外に将棋を広めるなら、正座での対局を続けていくのは困難ですよね?

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/living/hobby/555913/

↑ポーランドの彼女が何時間も正座できるとは思えません。

せっかく強いけど正座のせいで実力出しきれないなら意味ないし。



そもそも海外に将棋を広める必要があるの?

彼女のように海外の人でも将棋したい人はいるんだろうけどさ。







将棋の高さの関係で現在は正座対局が多いです



囲碁のNHK杯を見ていただけば分かりますが、囲碁はイスで対局しています



将棋は正座ですが、始まってから直ぐに足を崩しても問題ありません



ただ、「失礼します」など一言あった方がいいですね



また、インターネット対局ではイスで行っています



アマチュアの大会も広い和室でなければイス対局です(まれにイスの上に正座する人もいますが…)



将棋は日本で生まれたゲームなので、正座するのが礼儀だと思いますが、それは始まりと終わりの時だけでいいと思います



それだと正座が理由で実力を出せなかったって事にはならないので



近い未来将棋もイス対局の時代がくるかもしれないですね



補足の堀りこたつで思い出しましたが、囲碁のテレビ対局では普通の碁盤を使っています



しかし高さが足りないので、凹んだテーブルを特別に作り、碁盤をテーブルに乗せてイス対局が実現しました








・正座について

海外の実力者を女流プロとして受け入れるなら、正座以外の対局も検討する時期に来ているかもしれません。

しかし、現在の若手棋士も奨励会や育成会に入るまでは椅子での対局が普通だったのですから、同様に考えれば、この女性がもし女流プロを目指すなら、これからでも正座は受け入れることができるでしょう。



・海外への普及

海外では同じボードゲームでもチェスプレーヤーが圧倒的(他には囲碁またはシャンチー)です。

しかし、チェスは引き分けが多く(特に実力者同士の対戦の場合)、それが嫌でたまたま知った将棋に魅力を感じる人も少なからずいるようです。

最近では、この記事にあるように、日本のアニメで知って興味を持った人も。

せっかく日本の文化に興味を持つ人が増えているのだから、それはそれで応援しませんか?







質問の趣旨とずれますが、ポーランド人である事と生半可な知識でクラシックに無理矢理結び付けているこの記事内容に思わず吹きました。

練習曲第12番とポロネーズ第6番という定番中の定番を本当に彼女が好きだと言ったのか、冒頭の幻想即興曲の妄想部と併せてこの記者の単なるナルシズムにしか感じません。







連盟はまったくの時代錯誤ですね。馬鹿としていいようがありません。

それでよくまあ、NHK杯で、対局時計として電気を使ったものを認めたものですね。







そのポーランドの彼女よく知りませんが、本当に実力があり日本の将棋を理解しプロになれるようなら、正座については難無くクリアーすると思います。、、何故なら長時間の正座より将棋が例えば香車一本強くなる方が大変ですよ、、それと長時間正座する必要はなく極端な話、開始からしばらくと終局前後だけでも出来れば、、と言うのは取材陣のいる間だけでも出来るようならさほど問題はないと思います。、、連盟の規定にないわけだし、 そりゃ最初から最後まであぐらはちょっとどうかなとは思いますが、これとて禁止されてるわけではないので自由と言えば自由です。、、ただし異国の女性が日本文化芸術の分野に入りこもうとするなら、「郷に入りては郷に従え」のたとえで、全面的とまで言わないにせよある程度受け入れるべきですね。、







私は、対局が始まる前に正座をして、「お願いします」と言って、負けた時に正座をして「負けました」と言えば途中は足をくずしても良いと思いますけど。私の持っているルールブックには、対局は、正座かあぐらと書いてありますから。

ずっと以前、先崎氏がポロシャツに短パンで対局した時、服装については襟のあるシャツを着る事以外、ズボンについては何も規定がなかったので、そういう服装で対局したというのがありました。当然話題にはなりましたが、お咎めはなかったと記憶しています。指し将棋をやめて10年以上もなる私が言うのも場違いかも知れませんが。







日本でもアマチュアの対局(アマ名人戦・アマ竜王戦など)は

ほぼ全てが椅子・卓上盤での対局なので、

正座ができなくても将棋の海外普及にそれほど問題はないでしょう。



ですが、海外の方が「プロになりたい」と言うのなら話は変わります。

例えば大相撲は上位陣がモンゴル出身を占めている現状でも

作法や用語などは日本古来のもので行われているように、

正座での対局は「日本のしきたり」みたいなものなので、

正座に慣れてくださいとしか言えないでしょう。

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