囲碁級位者にアドバイス下さい。
囲碁をはじめて4ヶ月半くらいたちました。
今東洋囲碁で3級なのですが、7~4級くらいまでは一回もおちずにあがれたのに3級になってから一回4級におち、またすぐあがったのですが、今また3級であまりよい成績とは言えず落ちるかはまだわかりませんが、少なくとも2級にあがれる見通しがたちません。
最初に3級になったのは先週末です。
何か打つときに気にするべきこととか意識的な問題で何かアドバイスあればお願いします;;
以前囲碁のプロ棋士を目指していたものです。
質問者様の上達スピードはここまでは順調と思われます。ただ今後有段者なんかになると分かるかと思いますが、級の基準って結構あいまいなものです。例えば今私が囲碁の3級と2級ってどう違いますか?と聞かれたら全く分かりませんしほとんど差は無いように思います。はっきり言って以後初めて4ヶ月半なら本人のやる気と恵まれた環境さえあればぐんぐん伸びる時期です。気がついたころには3級とか2級とかよくわからなくなってると思います。よく考えてみてください。質問者様にも8級だったりそんな時期があったかとおもいますが、8級と7級何が違いますかって言われたらおそらく答えられないかと思います^^その辺のレベルというのははっきりいって紙一重だしまだ基本的な知識に欠如してる部分が多くみられる時期ですので、基礎的なことを固めていけば一気にポーーンと強くなれます^^
だから今の時期は2級がどうとかとか級に固執する傾向はあまり良くないかなーと私的には思います。
それよりも今はまだ基本的なことにおいても分かっていないことがきっと多いはずだし自己流にもなりがちな時期です。基礎的な知識を固めていくことに趣を置いた方が今後のためと思います。まだ3級くらいだと棋譜並べはまだ難しいからもしれません。
基本的な本をたくさん読んだり簡単な詰碁をといたり、ちょいちょいプラスαで棋譜並べを取り入れつつしっかり対局もする。
そして対局は悪かったところを反省することが一番大切です。
できれば打ってもらえて手直しもしてもらえる本当に強いかたに教えてもらえれば理想的です。そういう人にたくさん教えてもらっていれば基本的な囲碁の力も向上していくと思います。
高いレベルを目指したいと思ったときに独学だけで強くなることは囲碁の世界ではいかなる天才でも不可能だということを覚えておいた方がいいと思います。どんな世界一流の棋士でも強い人に打ってもらって手直しをしてもらうということをやらなかった人間はいません。
打つときに心がけることは感覚に頼らずしっかり考えることです。先を読むこと(自分のレベルに見合ったレベルで良い)。読んだ気になってしまっている人間はかなり多いのでこれを心がけることが大切です。
そしてここで先を読もうとしても全く読めないという場合は基本的な読みの力が不足しているためしっかり詰碁にとりくむこと。たくさんの本をよむことです。
とりあえず私の言いたいことは今は基本的なことが大切な時期ですので級というものに固執せず強い人の意見をたくさん聞いてなおかつ勉強にも取り組んで、基礎固めに重点を置くことが未来につながるかと思います^^ 参考にして頂けると幸いです。」
東洋で三級つうとまぁ碁会所では初段で打っても許されるレベなんだけど結構速いペースだとは思いますよ。
このへんから、取った取られたの碁じゃなくなるレベルに入るわけで、形勢の不利有利の判断がつき不利ならば勝負手が出てくることかと思います。これが単純に成功すれば勝ち失敗すれば負けになるわけで、このへんの勝敗はあまり気にせずに、碁の内容を重視してみてください。例えば序盤はうまくいっていた、そこまでのいいイメージを持ってあぁあそこで、固く一手手入れておけばよかったんだなとか、積み重なっていくとどこかで、低迷踊り場から抜け出すことが必ずできます。あとは上級者同士の対局をみて目を肥やしていくことですね^^
すいすいと上がるのもいいですが、壁を感じるのはもっと良いことですね。
そこを乗り越えればまた違う考え方が身につくと思います。
おそらく相手の読み、手どころ(攻め合い・死活など)のレベルが一段階上がってきているのでしょうね。
そこで止まっているのは決して悪いことではありません。多分ご自分の気付かない手やうまい手も相手が打ってきているはずなので
「なるほど」と思った手を取り入れて使ってみることです。
対局の際には、少しペースを落としてみてはいかがでしょうか。碁盤全体をよく見て、形勢判断の練習と考えて打つのもいいでしょう。
長考派でいらっしゃるなら、逆に早碁を多くしてみる。詰まった時は考え方や習慣を少しだけ変えてみることをおすすめします。
上達のためのアドバイスとして、いくつか提案します。
(1)石の形に敏感になる
碁は石の働きを追究するゲームです。石の形をよくすると、石の働きがよくなります。
「アキ三角(グズミ)」とか「陣笠」「ダンゴ形」は石の働きが悪い典型です。
「手筋」について書かれた本を読んで覚えてください。
また、「本筋」と「異筋」について、研究してください。手筋と異筋は両隣です。
(2)「格言」を勉強する
「格言」は碁の真理(棋理)を端的に語っています。言葉を換えれば凝縮されています。
「追うはケイマ、逃げるは一間(トビ)」 攻めるときはケイマであおる、逃げるときは確実に繋がっている一間トビがよい。
「相手の急所は、わが急所」 石には急所があります。これを会得すれば有段者。
「厚みに近寄るべからず」「厚みを囲うべからず」
「一間トビに悪手なし」・・・・・
(3)「3手のヨミ」を大切に
碁で大切なのは、「ヨミ」だと思います。
「次の一手」だけでなく、そこに自分が打ったら、相手はどこに打つだろうか、そうしたら自分はここに打とうと、最低「3手のヨミ」を心がけてください。
自分がここに打ったら、どう応えるかを想像することが、碁を打つ楽しみの一つだと思います。
また、第二手目を勘違いするのは、いわゆる「勝手ヨミ」となります。
(4)「詰碁」を勉強する
「ヨミ」に関連して、「詰碁」はためになります。棋力にあった「詰碁」の本ばかりでなく、少し弱い人のための「詰碁」、また逆に少し強い人の「詰碁」の本に挑戦してください。
「詰碁」を勉強していないと、石が死んでしまって、「勝碁」を勝ち切れません。
(5)「実戦」と「棋書」の両輪で
初段までは実戦を重ねるだけで強くなれると思います。
その上を狙うならば、「棋書」を紐解いてください。
素晴らしい上達スピードです、中学生ならプロ棋士も可能な範囲です。
相手の石を切ってはイケません、相手に切らせて弱い方の石を責めます。(付け超し切るべからず、格言)
出来るだけしてに付き合って打たない様にします、(手抜きをするのです)(キカシ惜しまず含みは残せ、格言)
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