2012年4月28日土曜日

<囲碁>囲碁の世界で「幽玄」の語が初めて使われたのはいつのことか、誰によって...

<囲碁>囲碁の世界で「幽玄」の語が初めて使われたのはいつのことか、誰によってか、知りたいと思います。



もしご存知の方がいらっしゃれば是非教えてください。







「幽玄」は、囲碁の世界で使われている言葉とは、ちょっと違うのではないですか。

芸事全般に使用されます。



1971年、東京市ヶ谷の日本棋院が設立され、対局室の中で、最上階特別対局室の床の間に、川端康成直筆の、『深奥幽玄』という掛け軸が飾られました。

そこから、その特別対局室を『幽玄の間』と呼ぶようになりました。



以来、「最高地位の棋士の対局=幽玄の間の対局」、囲碁の最高峰=幽玄、という繋がりで一般の囲碁愛好家に浸透していったかと思います。

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私は、この件より前に、碁に関する記述等で、幽玄が使われた例を存じません。

勉強不足でしたら申し訳ありませんが。



日本棋院ができた当初は、特別対局室にはその掛け軸はありませんでした。

川端康成は、1971年11月の日本棋院落成の直後に特別対局室に通されて碁を打ったこともあり、その縁で「深奥幽玄」を書いて日本棋院に寄贈したのが、年明け1972年1月くらいということです。



となると、川端康成の掛け軸によって「幽玄の間」になったのか、棋院が「幽玄の間」と名付けたから川端康成が深奥幽玄と書いたのか、どちらなのかちょっと自信がないです。

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