将棋 囲碁 禁じ手
将棋、囲碁に禁じ手というものはあるのですか?
ここで言う禁じ手と言うのは、ルール上問題が無いがそれをすると勝負
そのものが面白くなくなる為してはいけない手と言うものです。
それをしたからといって負けになるような事はないものです。
まえに聞いたのですか相撲ですごく手の大きな人がいてその人が
張り手をすると相手の力士が怪我をするので張り手禁止になったとか
将棋では鏡打ちと言うのがあり相手と同じ手を打つのもでそのうち
先手に隙がでてそこを攻めるというのがあると聞いたことがありますがなんかうそ臭いです。
それとやり落ちで後手がどこかに打つとかなり後手が有利になるので
後手の一手目はそこに打たないようにすると言う事も聞いたこともあります。
詳しい人がいれば教えて頂きたくおねがいします。
将棋だと、
①3手目の角交換
②詰みを読みきった状態での詰ましにいかない手
③無意味な不成
④奇抜な初手(早い段階での奇抜な手)
ぐらいが候補でしょうか
①1手損角換わり将棋の場合は後手の1手損ですが、こちらは先手の1手損(つまり単なる先後の入れ替わり)なのでプロでは見かけません。角換わりは後手番のほうが指しやすいと考える人や振り飛車封じなどに使う人はいそうなものですけどね。
②生殺しです。印象悪いです。後で棋譜をみると、勝った方も弱く見えるというのもあるかも。
③挑発目的や時間切れぎりぎりで駒を裏返す余裕がなかったってケースはありますが、たとえ次取られることが確定事項であったとしても成らない人はプロでは見かけません。暗黙のマナーですかね。棋譜汚しとも言えます。
④最近は7六歩や2六歩以外の手も普通に指されますが、9八香のような手は見かけません。現在では可能性を狭めていて悪い手と思われているからでしょうが、将来的にはわからないかも?
あと、鏡打ちはないですね。将棋は真似すれば一手遅れる、それだけのことです。
<補足>
④の説明が2六歩のところ8六歩になっていたので修正しました。質問者さんの補足がこの修正前の回答にかかるものであった場合はごめんなさい。単なる誤記です。
で、改めて質問者さんのおっしゃる「先手初手目の角頭打ち(ちなみに将棋で「打つ」のは持ち駒なので、この場合は「突く」と言います)」ですが、この手は明確に損な手ですので「それをしたら負けになる」に近い手だと思います。角交換が出来る状況ならば角頭歩戦法というのもありますが、先手初手での角頭歩突きは、双方ほぼ初形のまま飛車先の歩が交換された状態になってしまい明確に不利なので、おそらくは不利だけど研究はされていない9八香などとは微妙に違うかなと。
もっとも、gamekarasuさんのおっしゃるように①と④は意見の分かれるところだと思います。
<補足2>
質問者さんの例を読み返してみると、どうやら「(勝ちに近づくと思われているので)勝負そのものが面白くなくなる為してはいけない手」を知りたいようですね。残念ながら私の回答は「「(勝ち負け関係なく)勝負そのものが面白くなくなる為してはいけない手」ばかりです。それをしたからと言ってはっきりと結果に影響がでることはないですが、美学に反するとかそういったたぐいの手です。対局相手や観戦者が興ざめしてしまい面白くなくなるといった感じです。
将棋においては、勝ちに近づくと思われているので禁じ手になっている手はないと思います。
将棋でマナー違反と言えそうなのは
・相手玉に簡単な詰みがあるのにあえて詰まさない
・はっきり勝勢(相手玉付近に自駒が集結している等)なのにもかかわらず駒得を図る
くらいでしょうか。しかしいずれの場合も「そこまで敗勢なら投了すれば?」という理屈もあるので正直微妙だと思います。投了というシステムがある以上はマナー違反に当たらないのでは、というのが私の意見です。(仮に投了というシステムがないのであれば、片方が優勢の状態で延々とゲームが続くことになるので例に挙げた2つの行為はマナー違反といえそうです。)
なお、鏡指し(真似指しとも言う)をマナー違反だと言う人がいたらそれは将棋を知らない人の主張です。プロレベルでいえば先後同型になるケースは多いですし(24手矢倉、という型は特に有名です)、アマチュアの中飛車党は頻繁に相中飛車を指すことになります。いずれのケースも、後手番としては考える時間を短縮できるという戦術的なメリットもあります。つまり鏡指しは戦略のひとつといえるでしょう。
やり落ちのくだりはよく分からないです?
やり落ち(香落ち)というのは40枚全ての駒を並べた状態から上手(棋力が上の人間)が自陣の香車一枚を消去(使用しない)して対局するものです。なにか思い違いがあるのではないでしょうか。
囲碁の場合、ハメ手はやはり良くありません。(笑)
自分も一時期相当研究して打ちましたが、そういう汚い勝ち方は
良くありませんね。(笑)
また、マネ碁もいけませんね。
先番が苦労して考えた手を即座に真似して打つ訳ですから、これ
またズルイ奴だとの評価が定着するとマズイですね。
基本的には無いと思います。
わざと負けると勝負としては面白くなくなると思いますよ。
相撲の八百長みたいに!!
3手目の角交換はありです。お互いにですが囲いの制限になります。
奇抜な初手もありです。ただし何らかの目的がある場合のみです。
角頭の歩もありです。
囲碁にもマネ碁、というのがあります。白番の人が
黒番(先番)の手を真似して打ちます。
これはプロでも研究していた人がいて、実際にかなり
先の手までマネ碁が続けられた対局もあります。
しかし、囲碁には天元、という、絶対に真似できない
着点があるため、避けようと思えば避けられるし、
その天元の1手を効果的にするうち方もあるため、
有利にはなかなかならないようです。
アマチュアでこれをやると、かなり嫌われます。
ルール違反ではないですが、こんなことを続けると
打ってくれる相手がいなくなってしまう位嫌われて
しまうでしょうね。自分で考えないで打っているわけですから。
0 件のコメント:
コメントを投稿