囲碁や将棋で若い人の方が経験を積んだ年配者より強いのは不思議に思いませんか?体力がいるって言っても野球とは比較になりません。記憶力の減退なのでしょうか。65歳以上なら高齢者だからわかるけど趙治勲だって
まだそんな年じゃないのになんで弱くなっちゃうのですか?認知症?
ぜんぜん、そうは思いませんね。
仮りにあなたがいま30歳位だとして、フランス語とかロシア語をこれから10年かけて覚えなさいといわれても、たぶん厳しいでしょう。しかし、うまれたてのこどもは4年くらいでいっちょまえに話せるでしょう。10年経てば、作文だってかけますよ。
囲碁の場合、アマチュア程度のレベルでは40歳から50歳位の人が一番強いこともありますが、それは、囲碁の内容が甘いからなのです。プロ初段以降になると、つねに石の死活がからんで打ちますので、読む手数が1桁半くらい違います。詰碁をやられたことはありますか。10分とか20分で(アマ)五段なんて問題はざらになりますよ。ただ、本屋で普通に販売されてないだけですが。これは、子供のときにやっておかないとだめなんです。記憶できる脳を作っておくんですね。その証拠に、プロは、本屋で販売されている程度の詰碁は、問題を解くのではなくて思い出すのです。解くものではないんです。だから、その程度の問題を1分以上考えることはありません。
あなたが思っている程、プロの棋力を侮ってはいけません。
しかし、年齢とともに記憶力が落ちてきます。計算力も落ちます。大体3目から4目程度の差があれば、そのまま勝ちを逃げきれるものですが、はたしてその計算ができますか。張さんはできる年齢ですが、趙さんはたぶんもうできない年齢です。だから、対局に制限時間があるんです。一手うつごとに10分程度の計算時間をあげますよといわれれば、あたなのいうとおりかもしれません。計算は時間をかければだれでもできますので。しかし、老人に20秒でやりなさいといわれれば無理でしょう。
なくなられた藤沢先生が、棋戦中は食事がとれないほど体力を消耗していたことをご存じでしょうか。食べる力がでないですよ。あるくらいなら、その分を考える方に回しているんですから。じっとしているように見えるのは素人の浅はかな観測です。
将棋は体力を消耗するみたいですよ。
息子は、大会で強豪何人かとあたると、めちゃくちゃ食べたにもかかわらず、2キロ体重が減ります。
身体がだるくなるそうです。
息子だけかも知れませんが (^-^;)
記憶力もそうだけど、頭の回転と活力が違うんじゃないの。
次第に頭が固くなってしまうということも大いに関係があるでしょう。
頭の能力が落ちる事に関して認知症しか浮かばない、というのは、質問者もすこし頭が固いんじゃないの。
野球でもフィギアーでも周囲に強い選手がいるチームや国の選手は優秀になると思います。
将棋も同じで棋譜があるのですから若い人は小学生の頃から強い人の中で育ってる、言いかえれば先人の積み上げた実力の上に成り立った存在だと思います。
年齢ではなく、子供の頃のスタート位置からして違うと思います。科学の進歩も同じでニュートン、アインシュタインが残した物理理論がすでに存在するのだから、今の科学者はそこからのスタートというのに似てると思います。
囲碁や将棋は、脳力がそのまま強さの差になっていると思います。
そうしますと、十代の後半から二十歳代が脳のピークだと思います
ので、その頃が一番強いことになります。
実際に、20歳ほどでタイトルを取った、囲碁の井山名人や将棋
の渡辺竜王のケースがあり、当分この二人はトッププロとして活
躍すると思います。
30歳代までは、その経験や勝負に対する駆け引きのテクニック
で頑張れますが、さすがに40歳代はきついと思います。
ですから、羽生名人は驚異的な強さで、いつも感動して観ていま
すが、将棋より囲碁の方が少し高年齢になっても活躍できるよう
です。
1973年生まれの坂井秀至棋士は、異色の人ですが、最近碁
聖のタイトルを奪取したので、凄いことだと思っています。
趙治勲は1956年生まれだから54才か、未だ一線のトーナメントプロとして活躍している凄いね。
並みの元タイトルホルダーなら40才から落ち始める。
人間だから考える力だってピークが有ります。
記憶力も必要ですが、それは序盤の定石(定跡)の部分だけです。米長さんは「脳ミソが汗をかく」という言い方をしています。囲碁・将棋の体力勝負とはそういうものなのでしょう。
やっぱり脳をフルに使うゲームですからね
いわゆるボケてくるってやつです
あとおっしゃる通り記憶力の減退も認知症も弱くなる原因かと思います
ただ囲碁は読みもそうですが長年の感性が生きてくると思うので
将棋よりは年配の方の強豪も多いような気がします
将棋は終盤は若い人でもへとへとになるので
年配の方には厳しいかもしれませんね
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