囲碁を覚えたい。
20代前半のものです。
この約2年間、将棋にのめり込み2段の実力になりました。
将棋もこれからも棋力向上に向けてやっていきたいと思うのですが、
囲碁のルールを知らなくて、親戚の人の相手ができないなど悔しいことがあり、
ぜひ囲碁ができるようになりたいと思っております。
過去にも囲碁を覚えようと思ったことがあるのですが、身近に教えてくれる人もなくすぐに挫折してしまいました。
どのようにしたら覚えることができるでしょうか?
できれば書籍やネットなどで一人で地道にできたらと思っております。
おすすめの方法があれば御指南いただければと思います。
また、将棋と囲碁を平行して勉強していき、どちらの棋力の向上を図るということは可能でしょうか?
みなさんの知恵をお貸しください。
お願い致します。
碁を覚えてから2年経ったものです。
覚え方を整理してみました。
0.とりあえす、ここでルールを。
http://playgo.to/iwtg/jp/
1.手筋・詰碁集を解きまくる。
やさしいものから始める。答えがわからなかったらさっさと見る。次にわかるようになってればいいのです。
解けるようになれば、レベルを上げます。これは永久に続けるのです。
2.九路盤や一三路盤で、対局して経験を積む。
コンピュータ相手ならigowinや彩などがお勧めです。GNUGOはちと強い。
もちろんネットで対人でもOKです。慣れ、のためなので要領つかんだら十九路盤に移りましょう。
3.一九路盤の打ち方を覚える。 下記の本がお勧めです。
序盤:序盤の打ち方(小川誠子)
→ 序盤のセオリーを知りましょう。
序盤~中盤:自分流のススメ(大森泰志)
→ 打ち方の考え方がわかります。
序盤~中盤:勝ちパターン・負けパターン(平野正明)
→ 置き碁を題材に、打ち方の矯正をしてくれます。囲ってるような打ち方をして負けてるような方にお勧めです。
序盤~終盤:石倉昇のこれでOK初級突破法(石倉昇)
→ セオリーとともに、打ち方のパターン教材です。
定石は覚えません。隅の折衝で失敗したらどう打てばよかったか定石を調べます。
4.あとはひたすら対局と検討(上手に検討してもらえば尚良し。)
棋書による考え方・打ち方の習得、ヨミの鍛錬(手筋詰碁ヨセ)
布石は星から始めるのが良いと思います、定石も小目に比べれば少ないですし、
置き碁で打ち方を覚えればそのまま使えます。
私も、書籍やネットなどで一人で地道にやってました。打てるようになるまでは誰でも可能だと思います。
個人のセンスもあるでしょうが、強くなるには指導がないと難しいかなと思います。
自分の打ち方が良くないことは、自分では気づかないので。
日本棋院発行の《囲碁クラブ》定期購読経験者です。
LOOP*を作成してみては、いかがでしょうか?
将棋2段なら、ご親戚の《うわて》に対応可能、二ヶ月以内に。
LOOPの説明
囲碁では、一局を序盤・中盤・終盤と、3つに大別します。
そのハザマに、《形勢判断の概念》を取り入れます。
各パート別に応じて書を読む。作業を繰り返して輪を作る。
ルールの手始めに死活。それも《隅の曲がり四目》から
始めてみたら?でも、Hネームに、HURRY UP!に
似た字を見つけちゃった。MAKE HASTE SLOWLY!
あせらないで。..
囲碁《定石》表記は、将棋《定跡》と一緒なんだから。
布石。手筋。ヨセ。ハメ手。ハメテ破り。いろんな
書を読んで上達を目ざしましょう。
書籍購入後、ループを1週間に1周させて読破なさいませ。
ループとは、質問者が将棋で学んだとおりの、基礎入門書を
読破する作業のことです。1周できたら、また繰り返す。
学んだことは、自分で自分に教えますが、生徒側の
質問が多いときは、教師側の勉強不足です。
練習ソフトについて
協賛が日本棋院のものです。CDダウンロード。
最高峰#3の約1万円は、弱いが、雨天対策になります。
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仔細は、問い合わせてみてください。
実際の対局動画
Uチューブ様にて、閲覧可能です。
囲碁では、布石、捨石と申して、将来、《と金》の役目を果たす
であろう石を要所に打ちます。
将棋の《指す》ではなく、石を《置く》とか《打つ》とか申します。
(捨)石は、己の役目を果たさなければ、それはそれでいいのですが
単一着手が最善でなくとも、《石の能率》を感じとることが重要です。
囲碁とは、其の石を囲む、と書くごとく、地の囲い方、すなわち、
石を最大限、有効利用する【能率の美学】の世界のことです。
囲碁の実力は、
良い人物、良い盤石にめぐりあって鍛えられる、と言って置きます。
本一冊書けるほどの、多量の回答で、失礼しました。質問者を応援します。
元、体育系工学部主将より。END
将棋は記憶を司る左脳を使うので、年をとっていくと弱くなるゲームです。 反対に囲碁は感性を司る右脳を使うので、年をとっていくと強くなっていきます。そういった意味では囲碁の方をすすめます。
しかし碁は、一番の難関は入門だと言われています。でも囲碁のルールの本1冊で十分です。簡単です。
そしてルールをきちんと覚えると、かなり面白くなっていきます。 なので最初は9路盤でうってください。そして慣れてきたら13路盤、そして最後にはプロが使っている19路盤です。 でも僕は最初から19路盤でうっているのでそれでもいいと思います。
ちなみに碁はセンスがあれば1年で初段とれます。あと碁は頭がよくなります。^^
質問者は、囲碁について入門者だと思います。なので、囲碁入門のテキスト差し上げます。このテキストは、ノートパッドにコピペしてから、プリンターでコピーしてください。
囲碁のなかでのルールで、入門者にとって、一番難しいのは、ゲームの終わらせ方です。入門者の大半は、分からんと言うことが多いですね。
入門者用の6路盤を使って説明します。下の図が、一つの終局図です。右が黒の陣地で、左が白の陣地です。この「陣地」のことを「地」といいますが、ここでは専門用語は、なるべく、使いたくないので、「陣地」と書きます。
┌と┬と┼と┐を、一目として数えます。ここでは、黒12目、白12目です。数えてください。ちなみに、質問者は、知っているかも知れませんが、隅の┌と┬と┐は自分の石で囲う必要性はありません。ここでは、黒番が、白番に与える6.5目のハンディである「コミ」はあえて考えません。なお、「目」とは、陣地の数え方です。
この図は、ノートパッドに張ってください。
┌┬●○┬┐
├┼●○┼┤
├┼●○┼┤
├┼●○┼┤
├┼●○┼┤
└┴●○┴┘
ところが、ここで、黒◆が、下の図のように入ったとします。この黒は、必ず、白に囲まれてとられてしまいます。
┌┬●○┬┐
├┼●○┼┤
├┼●○◆┤
├┼●○┼┤
├┼●○┼┤
└┴●○┴┘
証明します。下の図がひとつの証明です。◆❷➍➏は取られていますね。黒は、他にも変化図が考えられるかも知れませんが、必ずとられます。
(確認ですが、質問者は、囲んだら取れるのは知っていますよね(^_^;)。それも分からなかったら下のサイトにいってください。)
┌┬●○┬⑦
├┼●○⑤➏
├┼●○◆➍
├┼●○①❷
├┼●○┼③
└┴●○┴┘
つまり、碁でいう「陣地」は、対戦相手の石が、自分の「陣地」に、入ってきても、100%(この「100%」というところが重要)、その石を取れるところをいいます。逆に、入ってきた石がとれない場合は、「陣地」が確定したわけではないということです。入門者には、申し訳ないのですが、ここは、多くの対局数をこなして理解するしかない。
>終局時に相手の地に1つしかない自分の石は死んでいるとかについて
これについては、ほぼ上記のようなものですが、相手もしくは自分の陣地に一つしかない石は、たいていの場合、取られてしまいます。
このような陣地が、すべて盤面にできたら、一応終局です。当たり前の話ですが、陣地の多いほうが勝ちです。もしくは、相手が負けましたと宣言しても、終局になります。これを「投了」と言います。
>駄目は具体的にどんな石の配置の時に詰めるのかについて
ここも、入門者が分からないというところです。例外はあるかもしれませんが、たいていの場合、終局する間際に駄目は、詰めますね。駄目のところにおいても、陣地が増えるわけではありません。駄目の配置は6路盤で説明します。(下の図)
┌┬●×○┐
├┼●×○┤
├┼●○┼┤
├┼●○┼┤
├┼●○┼┤
└┴●○┴┘
×のところは、もうどちらの陣地にもなりません。このようなところを駄目といいます。この駄目は、石を置いても陣地が増えるという得がないので最後に詰めます。
なお、「終局」が理解できるには、狭い6路盤を使ったほうが理解が早いです。
入門者用の6路盤がほしいときは、下のサイトで買うといいです。お勧めです。
手作り小路盤のカトウ
http://homepage2.nifty.com/katotake/igo/top.html
それと、囲碁を勉強するなら、以下のサイトでどうぞ。
インタラクティブ囲碁入門
http://playgo.to/interactive/index-j.html
やさしい囲碁入門講座
http://www.yasashiigo.com/
関西棋院
http://www.kansaikiin.jp/nyumon/index.html
もし、入門者用の6路盤を買ったなら、簡単に囲碁ができるような「決め碁打ち」を紹介します。「決め碁打ち」とは、石倉先生が考えた囲碁の入門法です。この下の図のように並べてください。
┌┬┬┬┬┐
├④➎➐➊┤
├┼⑥┼┼┤
├┼┼➒┼┤
├②⑩⑧➌┤
└┴┴┴┴┘
このように並べ終わってから、さあ囲碁の始まりです。ここでは、2つの仮ルールがあります。
仮ルール1:自分の打った石に必ず上下左右斜めに打つと言うことです。つまり、下の図のように打つことにします。●が一手め、◆が次の手です。
┌┬┬┬┬┐
├┼◆◆◆┤
├┼◆●◆┤
├┼◆◆◆┤
├┼┼┼┼┤
└┴┴┴┴┘
仮ルール2:下図のような形は、切り違いといいますが、この形は、入門者用の「決め碁打ち」では、禁止とします。仮ルールの囲碁の進行が分かりにくくなるので・・・・
(^_^;)
┌┬┬┬┬┐
├┼┼┼┼┤
├┼●○┼┤
├┼○●┼┤
├┼┼┼┼┤
└┴┴┴┴┘
このルールに従って打った進行図です。
┌⑪⑥⑨❿┐
├○●●●┤
├④○➌┼┤
├②➊●┼┤
├○○○●┤
└⑦➏➎➑┘
これで、白6目、黒8目と言う結果になりました。
┌┬┬┬┬┐
├④➎➐➊┤
├┼⑥┼┼┤
├┼┼➒┼┤
├②⑩⑧➌┤
└┴┴┴┴┘
上のような図からでも結構変化に富みますが、慣れてきたら、最初に並べる石の数を少なくしていってください。
以上で説明終わります。
最後に一言、ぜひ、囲碁を生涯の趣味にしてください。あなたが、囲碁ができるようになるのを心から祈っています。
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