囲碁の対局の先後を決める「握り」というのを見かけますが、どういうルールになっていますか?
また、将棋の振り駒と違って対局者本人がするので、変な話指加減で先手を選んだり出来る気もしますが、その点はどうでしょうか?
簡単に言うと、対局者のAが白石を掴んで盤に置き(もちろん隠したまま)、対局者Bが、握った数が偶数か奇数を当てる。当たったらBが黒、外れたらAが黒。これがニギリです。 後半の指加減…という話は全く有り得ない事です。だって握った本人が当てるのでなく、相手が当てるのですから。
囲碁の握りはですね
黒の石を持っている人が、適当な数黒石を握って、盤の上で持ちます。この時はまだ握っている石は手の中なので、白石の側の人は数がわかりませんね。
で、白の石を持っている人は、相手が握っている黒石の数が偶数か奇数かを予想します。
偶数だと思ったら、白石を2つ 奇数だと思ったら白石を1つ、盤の上に置きます。
そこで、握った黒石を盤の上に広げて、数えます。
白の側の人の予想が当たっていたら、白石を持っていた人が黒番(先手)、外れていたらその逆になります。
2人でやるので、黒の人が数を調整したところで、調整したものは全く役に立たないので、十分に公正なやり方だと思います
確かに白石を握る方は手品のパームの要領で
先手を選べるかもしれませんね。
しかしそれが問題にならないのはそんな低いレベルで
囲碁に取り組んでいる棋士などいないからでしょう。
ニギリのやり方は分かりやすい動画がありましたので
それをどうぞ↓
http://www.youtube.com/watch?v=co0sJHWxr90
(YouTubeより デンエン囲碁入門講座)
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