囲碁の石を入れる 碁笥(ごけ) について質問です
囲碁の石は、黒が181個 白が180個 視覚的に膨張色の白が大きく見えるため、黒石の方を若干大きくしてあるそうですね。 と言う事は、碁石の総体積は黒のほうが多いはず。 碁石を入れる碁笥も本当は黒用の方が大きいのでしょうか?
(そんなの見た事ないですが・・・安いのを使っているせい?)
みなさん、同じ大きさだと回答されていますが、確かに現代の機械生産では同じでしょうが、碁笥が手作りであった時代は、白石用、黒石用を作り分けていたものはありました。高級素材のものに限った話かもしれませんが。
黒石用に比べて白石用は、やや平たい形状で内の容積が少なめになるようにしてあったということです。
名前は失念しましたが、文筆家の方のエッセイで、地方に宿泊して、たまたま見ず知らずの人と対局することになり、碁笥の蓋を開けることなく、だまって黒石のほうを取ったら、それだけで「この人は打てる」と思われたのか、「いや、その石は私が」と、お互いに石も見ずに黒を取り合った、という話がありました。
確かに、昔のものは黒石用の方が容積が大きく作ってあったと聞いております。
近年は手造りにしても同型みたいですね。
黒石は白石より直径も厚みも、従って体積も大きく作られていますが、碁笥はふたつとも同じ大きさです。もし既に石をお持ちになっていて碁笥を購入する場合は黒石を入れてみることが肝心です。碁笥を持っていて石を買うときも同じです。さもないと、白は入ったが黒は入らぬ、ということがあります。尚、石の号数、例えば35号は本来厚さ3分5厘を意味しますが、実際には2厘ほどサバを読んであり、3分3厘(10mm弱)しかありません。
(追加)これはお見それ脱帽。
碁笥のサイズは、それに入れる碁石の厚みによって「大」「特大」「超特大」など分かれています。
確かに、黒石は白石より少し大きく作られていますが、碁笥のセットは同じ大きさの対(つい)になっています。
高級な碁石になるほど厚みが増すので碁笥がおおきくなります。
黒と白の1個の差は気にしないでしょう。
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