2012年5月7日月曜日

囲碁、将棋について 囲碁、将棋において対局時は石や駒を人差し指と中指に挟んで指...

囲碁、将棋について

囲碁、将棋において対局時は石や駒を人差し指と中指に挟んで指しますが、あのような持ち方には何か意味があるんですか?


持ち方に決まりは特になかったと思いますが、初心者では特に石はやりにくいです。







石や駒を人差し指と親指で挟むと、親指の爪が下を向きます。そうすると、親指の爪が盤を傷つけてしまいます。

碁盤や将棋盤は、宮崎県の日向地方の榧(かや)という木でできています。高級なものは碁盤で1千万円、将棋盤で5百万円はします。日向産の榧は、盤にできるような大きなものはもうすでに伐採され尽くしており、現在は伐採済みの榧を乾燥が終わった順に盤にしています。

そのような貴重な木を傷つけないように、石や駒を中指と人差し指で挟むのがマナーです。こうすれば、人差し指の腹が、盤に面するので、盤に傷が付きません。

よく見かける、石や駒をパチン!と打ち付けるのは盤を傷める行為なので、実はマナー違反です。高級な盤は石や駒を軽く落とすだけでも綺麗な音がするので、打ち付ける必要はまったくありません。

ちなみに、囲碁のタイトル戦で分厚い碁石を使うのも、高級な盤が傷むのを防ぐためです。








その点について 特に決まりは無く、梅沢由香里さんの監修の〔ヒカルの碁〕でも ヒカル君が親指と人差し指で摘んで碁盤の上に置いていましたね・・・ ただ、訓練すれば慣れてくるようになりますから 中指と人差し指で挟んで碁盤に打ち付けてください。 上等な碁盤であるほど、打ったときの石の響きが上等になりますよ・・・

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