将棋や囲碁で負け続けると段が下がることはありますか?
段は下がることはありません、9段になったら100連敗しても9段です。
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宣言によるフリークラス棋士
◦B級1組以下の棋士が順位戦終了後から年度末の間に「フリークラス宣言」をすると、「フリークラス棋士」となります。
◦「フリークラス棋士」は順位戦を対局しません。また、一度宣言すると順位戦に復帰することはできません。
◦順位戦以外の棋戦は対局できます。
その他のフリークラス棋士
◦C級2組の棋士が降級点を3つとるとフリークラスに降級します。
◦三段リーグで次点を2回取った棋士はフリークラスに編入される権利を得ます。
◦「フリークラス棋士」は順位戦を対局できません。順位戦以外の棋戦は対局できます。
◦フリークラスからC級2組への昇級規定は以下のうち一つを満たした場合です。(※「年間」は4月1日から翌年3月31日までをさします)
1.年間対局の成績で、「参加棋戦数+8」勝以上の成績を挙げ、なおかつ勝率6割以上。
(例・2005年度で、日本シリーズ・新人王戦の出場権のない棋士の場合は17勝)。
2.良い所取りで、30局以上の勝率が6割5分以上
3.年間対局数が「(参加棋戦+1)×3」局以上。ただし、同じ棋戦で同一年度に2度(当期と次期)対局のある場合も1棋戦として数える。
(例・2005年度で、日本シリーズ・新人王戦の出場権のない棋士の場合は30局)。
4.全棋士参加棋戦優勝、タイトル戦(朝日オープン将棋選手権含む)挑戦。
◦上記の復帰規定に該当する成績を取れずに、編入後10年間(4月1日付転入・昇段の場合は満10年、10月1日付昇段の場合は10年6ヶ月)経過、もしくは満60歳の誕生日を迎えた年度が終了した場合は引退となります。
フリークラス棋士の引退規定
◦宣言によるフリ―クラス棋士は原則として65歳、その他のフリ―クラス棋士は原則として60歳で定年となり、引退することになります。
◦その他のフリ―クラス棋士はC級2組から陥落(もしくは三段リーグ次点2回で四段昇段)後10年以内にC級2組に昇級できないと引退になります。なお、10月1日付でフリ―クラス四段に昇段した棋士の場合は、10年半以内に昇級できないと引退になります。
◦宣言によるフリ―クラス棋士の場合、順位戦在籍可能最短年数(現在のクラスから、降級と降級点を毎年続けた場合の順位戦に在籍できる年数)に15年を加えた年数が過ぎると、引退になります。例・C級1組で降級点1つ持っている棋士の場合は19年。
◦上記年数に達しなくても、65歳になると引退になります。
◦ただし、順位戦在籍可能最短年数の間ですと、65歳を過ぎても現役でいることができます。(例・B級2組で降級点を持っていない63歳の棋士がフリ―クラス宣言をしたら、70歳まで現役を続ける事が可能)
降段はありません。
将棋の場合、順位戦で不成績だとクラスが下がって月給も下がりますし最下位のクラスでさらに不成績だとフリークラス行き→引退というルートをたどることになりますが、それでも一度取得した段位が下がることはありません。
余談ですがアマチュアの道場でもこの慣習が一般的なようです。私が一時通っていた、棋道館という道場では降段規定がありましたが、こういう道場の方が極めて少数派だと思います。不思議ですけどね。
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