2012年5月8日火曜日

囲碁・将棋はあらゆるスポーツの中で一番試合時間が長いですか?

囲碁・将棋はあらゆるスポーツの中で一番試合時間が長いですか?

もし、持ち時間がなかったらすごい事に







「時間が掛かるもの」と、「時間をかけるもの」を同列に比べても意味がないと思います。



別に、囲碁・将棋はそんなに時間の「かかる」ものではないです。だれでも、普通に打ったら1、2時間。そんなものです。



プロが、持ち時間○時間、という規定で対局し、最善の追及やプロとして魅せる対局のために時間を「かけている」。



持ち時間がなくても、別段凄いことにはならないでしょう。適度に1日程度、いつもの対局と同じようなものだと思います。



江戸時代、持ち時間の制度がなかったころに何日もかけたものがある、というのは非常に希な例であって、そういうものが有名な対局にあると、なんだか、どの対局もものすごい時間をかけて打たれたなどと勘違いする人もまた多いですが、棋譜を見ると、持ち時間がなくても、大半の対局は1日です。



実例がでていますが、秀哉の引退碁が半年かかったといっても、別に延々と半年間打ち続けたわけじゃありません。

3日おきの対局や、秀哉の体調に応じて、1日あたりの対局時間の短縮、8月末に秀哉の病気のために3ヶ月中断。いろいろな事情がありました。

それでも確かに進行が遅かったのは、持ち時間40時間という取り決めが、逆に「よし、とことんまで考えよう」という意識を持たせ、求道派の木谷の時間消費に繋がった点もあると思います。

持ち時間10時間なら10時間で打てたはず、というのは当然かと思います。








1938年に、本因坊秀栽名人と木谷實七段とで

打たれた引退記念の碁は、6月から始まって何

と12月に終了しました。



たった一局に、6か月もかかりました。







クリケットの国際試合では最大5日間を要す。理解し難い競技である。







いえ。

ル・マン24時間耐久レース

パリ・ダカールラリーなどがあります。



ちなみに昔は名人戦は、3日続きました。







匹敵するのは、トライアスロンか、ウルトラマラソンでしょうね。

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