NHK杯囲碁で、読み上げの方が考慮時間の秒読みでわざわざ「30秒」「60秒」と言うようになったのは何か経緯があるんですか?
将棋では「28秒」「58秒」までしか読み上げませんよね。
囲碁のほうが人間味があると思います。テレビだから緊迫感の演出ではないでしょうか?普通の対局は無情に、60と読み上げたときか針が落ちれば時間切れ負けです。テレビ囲碁だと時間切れの負けの29から30の間が一呼吸「情」を入れたように少し長く感じます。若手の若手が、30の声を出せない気持ちもわかります。1度は時間切れ負けを見てみたいものです。将棋は28の後が30だとすると、時計係の罪悪感を軽減しているのではないでしょうか??心の中で29を唱えて時間通り一気に30だと少しは言い易いような気がします。2秒も猶予を与えたのに、打たないほうがどうかしていると。
囲碁の方をよく知らないのですが、将棋の場合は
先日のNHK杯決勝では考慮時間が残っている場合は、
「10秒、20秒、25秒」もしくは「40秒、50秒、55秒」までで
28秒とか、58秒とか言いません。25秒の次はその5秒後に
「羽生NHK杯6回目の考慮時間に入りました。残り4分です。」
などとなります。
以前は、確かに「20秒、25秒、28秒」だったように思いますので、
将棋では「28秒」も省略されたんですね。継続して考慮時間に
入りたい場合は、読み上げる内容は少ない方が対局者の思考の
邪魔にならないのよいと思うのですが、囲碁では何かトラブルが
あったんでしょうかね。
将棋では銀河戦で加藤一二三九段が「55秒、58秒」と読まれて
指したのですが、何度か空打ちを繰り返し、駒から一度手が離れたり
しているのに、結局一度裏返して打った駒を表に戻して指しました。
「今の切れてたんじゃないですか?」と相手の対局者に指摘されるも、
加藤九段は「いや、秒読み止まってたでしょ」と逆切れして、相手の
対局者も記録係に「ちゃんと読んでくださいよ」と怒っていたことがあります。
記録係もまさか空打ちを数秒も繰り返すとは思っていないので、
とんだとばっちりです。
結局、視聴者から「あれは待ったではないのか」と連盟に抗議があり、
加藤九段は出場停止処分になったことがあります。こういうトラブルが
あると、30秒、60秒まで読んだ方がよい、ということになりそうですが。
考慮時間が無くなった場合は、20秒以降、もしくは50秒以降
1、2、3、4、5、6、7、8、9
と数えて行きます。10を数えるのは聞いたことがありませんが、
過去のNHK杯では時間切れがあり、10の代わりにブザーが
鳴っていました。
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