囲碁の段や級ってどうやって取るのですか?
段級位免状の取得の仕方は大きく分けて4つの方法があります。
1つ目は日本棋院の支部、棋友会、碁友会に所属し、そちらのほうから申請してもらう方法。
2つ目はプロ棋士に打ってもらい推薦してもらう方法。
3つ目は新聞や雑誌、テレビ、インターネットの段級位認定問題に応募する方法。
4つ目は日本棋院の主催する段級位認定大会に参加する方法があります。
4つ目の取得法が前の3つの取得法と大きく異なる点は、成績優秀者の免状取得料が無料になる点です。
段級位の免状をもらうにあたっては、華道や茶道などの家元制度と同様に、寄付金(免許料)収めなければなりません。
具体的な金額は、級で10500円、初段で31500円、二段で42000円、三段で52500円、四段で63000円、五段で105000円、六段で210000円、七段で525000円です。
さらに二段免状取得時に前段(例えば五段なら四段、四段なら三段)免状を持ってない場合、飛付き料として前段免許料の半額が加算されます。
これらの免許料は決して安くはありません。そこでみんなが狙うのが段級位認定大会です。
この大会に参加すると、四段以下は4局、五段以上は5局対局を行い、全勝者は無料で免状が贈与されます。
また1敗者には通常の半額で免状がもらえます。
さらに、3勝した者(四段以下は2勝2敗になった者のみ5局目の対局を行う)は免状料を全額払い、免状を取得することができます。
参加料は四段戦までは5800円、五、六段戦で6800円です。
正直に言うと、囲碁の段や級の免状を取るのはお勧めできません。お金がかかるし、持ってるからといって特に何かあるわけでもありませんから。
それより、東洋囲碁や幽玄で七段や八段もってる方がよほどすごいことだと思います。
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