2012年5月2日水曜日

NHK杯囲碁トーナメント依田さんと志田さんの対局で、 志田さんが中央一目ぽんぬ...

NHK杯囲碁トーナメント依田さんと志田さんの対局で、

志田さんが中央一目ぽんぬいたところは、何目の手ですか?

大きそうに見えたのですが、後から考えたらあまり大きくなかったです。

あれは左上に白石がきてたから

あまり大きくないのですか?







依田九段のファンで、NHKは自分でも棋譜をつけて見ているのですが局後の検討は都合が悪く見られませんでした。そういう対局者の意見があったのでしょうか?

90手目の白ですね。黒に逃げ出されると形が崩れそうですし、自分などには白の抜きは当然としか見えませんが・・・プロの感覚ですね。

左上に3つほど白の壁(一間飛びとケイマ)がありますので、むしろそこで戦えと言うことですか。

勉強になりますね。



(補足を拝見して)

なるほど、黒91が先手になってつらいということですね。90と91、どちらが大きいのかこの辺の判断もまさにプロならではないでしょうか。

少なくとも白90のポン抜きは非常に厚く、これで悪いと言われたら仕方ないと思って打ちそうですね。

解説の方がつらそうにしていたのは、やはり168と最終的にダメを打たされるという、身にしみついた形の感覚がNGを出しているからだと思います。正直自分などでは90と91の比較はよくわかりません。



ただ白90のあと、中地がどこまでつくのかは不明確ですが、黒91を効かした実利は確実なものなので、この局面ではそれが確実と見たのでしょう。

依田九段からも、81手目あたりからそのように誘導したように見えます。白にある程度中地を与えても、95までがっちり生きて自分のスタイルで終盤戦に入ろうとしているのでしょうね。

手堅く勝つやり方を披露されのだと思います。

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