囲碁のプロ棋士がタイトル戦で使っている碁石って何号の碁石ですか?それと碁盤は何寸ですか?当然本かやで碁石も蛤碁石の雪印ですか?碁笥も材質は何ですか?詳しく教えてください。お願いします。
盤石の厚さは特に決まっているわけではありません。対局の前夜、両対局者が対局室を下見し、地元名士、碁盤商などが持ち寄った何組かの盤石から二人の合意によって選ばれます。しかし大体は国産榧柾目の盤、日向(宮崎)産の蛤碁石、御蔵島産の桑碁笥でしょう。
(余談1) 宮崎には碁盤・碁石の製造会社が沢山あります。宮崎でタイトル戦が開催された折、ある社長が観戦記者に相談しました。「Aさん、うちの会社は最近赤字だ。今回は是非うちの盤石を使って貰いたい。何かいい知恵はありませんか?」「ああ、それならまかせなさい。なるたけ薄い盤、薄い石を出品しなさい」「…?…そんな…」社長の不安にもかかわらず、見事それが選ばれたそうです。専門家は盤石にあまりこだわらないし、長時間の対局では厚い盤石では疲れることを体験的によく知っているのです。
(余談2) これは将棋の話ですが、第36期名人戦の中原―森戦では、八寸四分の盤が登場しました。対局中の写真を見ると、まるでサイコロのような盤の両側で、二人は仏壇のお鈴が敷くような分厚い座布団に座っています。
特に決まってないです。。
例えば
第一期名人戦最終局使用した碁盤
(前川榧碁盤店ー前川穎司所蔵)
呉清源 対 坂田栄男 (黒五目半コミ出し)
昭和37年(1962年)8月5日、6日
呉清源が坂田栄男に白ジゴ勝ちのため、勝率同じく九勝三敗の藤沢秀行が第一期名人位を獲得したハプニングがあった碁盤です(当時の名人戦の規定により、ジゴ勝ちは正式の勝ちより下位)。
は
日本産本榧6寸1分天柾碁盤
白石:日本産本蛤碁石38号
黒石:那智黒38号
を使用しています。
まぁ詳しくはここに書いています。
http://www.maekawa-kayagoban.co.jp/
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