囲碁の対局中の形成判断は、どれくらいの棋力でできるようになりますか。
私は囲碁の超初心者です。(9路盤で打ったことがあり、石の生き死にがなんとかわかる程度)
最後に数えるまで勝敗が全く判断できません。
将棋は有段者なのですが、
将棋を指しているときと違って、勝っているか負けているか
わからないまま対局していることで、いまいち面白くありません。
また、終盤で、揚げ浜や地を正確に把握して、
今、何目勝っている(負けている)と判断できるのは
どれくらいの棋力ですか。
宜しくお願い致します。
下の方の回答がすごく参考になると思います。
形勢判断自体は、中級者から出来ると思いますが、正確さは棋力により変わると思います。
「正確に」がどこまでかにもよりますが、誤差が1~2目ならプロ級(アマトップクラス)だと思います。
誤差が10目以内でも良ければ私も判断できます(現在アマ四段格)。
時間を掛けて丁寧に計算すればもう少し誤差を縮められると思いますが、対局中は時間との兼ね合いもあるので難しいですね。
地が何目かを計算するためには、自分と相手の陣地の境界線をどこで引くのかを考えなければいけません。
境界線を引くためには「ヨセ」の知識が必要となりますので、今はまだ難しいと思います。
でも、将棋が有段者であれば、先読みのクセはあるでしょうから、囲碁の上達も早いのではないかと思います。
ちょっと変わった方法ですが、入門者ということなので、PCの囲碁ソフトを1つ購入してみてはいかがでしょうか?
PCソフトには対局途中でも形勢判断できる機能が付いていますので、まず自分で大雑把な形勢判断をしてみた後、機能を使って答え合わせをするという勉強方法です。
PCソフトの形勢判断も大雑把な計算なのであまり正確ではないですが、目安にはなると思います。
私は勝っている碁は半目単位で判断できますが、負けている碁は自分有利に数えてしまいがちですwこれは棋力もそうですが、普段の訓練がものを言ってきます。
19路盤の終盤で
大敗・大勝が判断できる(投了ができる)ようになるのが中級者~上級者
優勢・劣勢が判断できるようになるのが上級者~低段者
10目単位で判断できるようになるのが低段者~有段者
誤差5目以内で判断できるようになるのが有段者~高段者
終局の半刧争いまで正確に読み切り形成判断ができるようになるのが高段者~
ただし低段者くらいの棋力でも正確な形成判断ができる人もいますし
高段者でも形成判断が得意でない人もいます
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