将棋は玉(王将)が詰まれたら終了ですが、囲碁はどうなったら勝ちなのですか?また、よく将棋の対局でプロ棋士は最後の詰めまでやらずに投了しますが、それはなぜですか?
囲碁は文字通り相手の碁(碁石)を囲んでいき勝敗を決めます。
相手の碁石を囲んだ時点で囲まれた碁石は効力を失います。
なぜなら囲まれている状態から囲み返すことは不可能だからです。
実際に囲ってみればわかります。一度囲ったものをさらにその外側から囲めばいいと思うかもしれませんが囲まなければならない範囲が一気に増えるので事実上ほぼ不可能です。
最終的に相手の碁石を少しでも多く囲ったほうが勝ちとなります。
将棋でプロ棋士が最後までやらずに投了するのはその時点で勝敗がはっきりわかるからです。
たとえば玉が角にいる状態で1マス空けて敵の金銀に囲まれたとしましょう。
どんな風に駒を動かしても玉を取りに行こうとさえすれば最大3手でおわるでしょ?
プロ騎士はそれを10手、20手先まで読みながら対戦しているわけですから素人目に見てもわからないところで詰んでしまうのです。
つまりプロはそれくらいレベルの高い対戦をしているということです
囲碁のルールは少々複雑です。 囲碁の白石は主に防御です 空に撒いて赤外線センサー式のミサイルに有効なチャフとして使用して下さい。 黒石は攻撃に使います 指でおはじきのように弾いて1200メートル先に居る対物ライフルを構えたスナイパーを狙撃して下さい。勝負は一発で決します もし外した場合は相手の弾丸が飛んでくる間にお手数ですが改めて知恵袋にて質問して下さい。
将棋が盤の升目に駒を置くのに対し、囲碁は盤の交点に石を置くのはご存知だと思います。同色の石で囲まれた場所を「地」(じ)といい、19×19の盤上で黒石と白石を交互に置き、最終的に地の多いほうが勝ちです。要するに陣取りゲームです。余談ですが囲碁好きの祖父は「将棋は武将のケンカ、囲碁は大名のケンカ」などといってました。
ちなみに囲碁発祥の中国では、陣取りではなく生存権を争うゲームという概念のようですが、基本概念が異なるにも関わらず特に大きな問題もなく対局できるというあたりがおもしろいところです。
あと将棋の投了の件ですが、逆転の余地なしと判断したから負けを認める。これ以上の対局は見苦しいといったところでしょうか。大方は美学の問題だと思います。
碁は、どうしたら勝ちか、を本質的に一言で説明するならば、
「碁盤の上に、たくさん石を置いたほうの勝ち」
です。
で、細かいことを言うと、
「相手の石に四方から囲まれたら、盤から取り除かれる」ルールがあるので、1手ずつ交替で打っても、最後における石の数に差が生じること。」
「たくさん石を置いたほう」と言っても、実際に全部埋め尽くすまでやっていたらたいへんなので、「自分の石は置けるけれど、相手は置けない(または、置いたとしても囲って取ってしまうことができる)場所は、石を置いたのと同じことになりますね」ということで、ちょっと説明は変化して
「碁盤の上に、置いた石+自分だけが石を置ける場所、の合計が多いほうの勝ち」
です。
将棋も碁も、プロが最後の最後までやらないのは、プロ同士、結果が見えていて、そこまでやるのは恥と思うから、ですかね。
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