囲碁でヨセの段階に入る前、リードしていても
ヨセになると、石が込み入ってきて複雑になり
疲れてくるので、キリに気が付かなかったり
アタリを見逃したりして
大石を取られてよく負けてしまいます。
見落としがなくなるような対策を教えてください。
中盤から終盤にかけては、お互いの「一手一手」が勝負に直結します。
碁では、自分が「価値のある手」や「働きのある手」や「効果的な手」などを打つことが大切です。
その背景には、いわゆる「ヨミ」の裏付けが必要となります。
この「ヨミ」というのは、第一手、第三手・・・は自分が打つ手、第二手、第四手・・・は相手が打つ手です。
つまり「ヨミ」とは、相手がどこに打つかを想定して、はじめて成立します。
対局に疲れてくると、この相手がどこに打つかを想定しない「ヨミ」(=勝手ヨミ)が出てきたり、相手の打った手に無頓着になったりします。
ということで、特に相手が何を考えて、その手を打ったのかを、「一手一手」考えてみてください。
それを考えることが、「碁を打つ楽しみ」となれば、「見落とし」や「見損じ」は極端に少なくなるかと思います。
ポカが多い高段者です。
読み抜けが多く接触に弱い反面、布石構想力や定石知識はある程度あるので序盤型なのですが、1年ほど前に気づいたのは、序盤に入れ込み過ぎて集中の持たないこともポカの一因だと言うことです。
体力的な問題のほかにも、そもそも中盤や終盤が序盤と比べるとあまり好きじゃないので(だから実は囲碁があんまり好きなつもりじゃない)、頭が実を入れて考えてくれないと言うのもあります。
体力と時間の配分、そしてメンタルコントロール。これを考えるだけでそれなりの成果は上がるはずですよ。
ヨセの勉強をする意外にも、詰碁の勉強や手筋の勉強をすることで、接近戦に強くなります。
難しい問題を解くよりも、少しやさしい問題を数多く解く方が効果的だという意見を良く聞きます。
よくわかりますねぇ 初段~以降の上達に関してはそこらへんの所が非常に重要な要素ですねぇ
終盤その辺集中力を切らさずにがんばれば、すぐ1目、2目実力が変わってきますよん。
おそらく、少し碁形が薄い感じだと思いますので、中盤以降リードしている場合は手厚い寄せををなるべく選ぶと良いかも知れませんね。がんばってくださ~い
ヨセの段階で、一度ゆっくり各自陣地が後手で単独で活きているか確認してください。
一時期は、質問者と同じ負け方をして悔しいので
猛勉強しました。
ヨセ辞典という本があり、根気良く勉強しましたの
で、それなりに強くなりました。
中盤と違って、ヨセは似たような形が毎回出てきま
すので、一定のパターンを覚えると、格段に終盤が
強くなります。
あと、ヨミに強くなるために、詰め碁もおすすめです
から、比較的簡単なものからどんどん解きましょう。
キリを入れられるところはあらかじめ考えておきましょう。すべておこりそうな変化をあらかじめ「想定」しておくのが囲碁です。「想定内」の変化を多く持っているほうが棋力が上。あとは注意力の問題。手拍子で打たないだけで一子上がります。
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