2012年5月1日火曜日

囲碁で質問です。この棋譜の整地はどうしたのでしょうか?

囲碁で質問です。この棋譜の整地はどうしたのでしょうか?

この終局図は、武宮先生と張 栩先生の対局のものです。お互いの地が大きすぎて、整地のしようがない気がするのですが、こう言う場合どのように整地するのでしょうか?



教えてください。なおこの図はノートパッドに張ってください。





手番=白 121手目 黒:O2 ハマ ●:0 ○:1



┌┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬○●●┬┬┬┐

├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼○○●┼┼┼┤

├┼┼┼┼┼○┼┼┼┼┼┼○●┼●┼┤

├┼┼○┼┼┼┼┼・○┼┼○○●┼┼┤

├┼○┼┼○┼┼┼┼┼┼┼○●●┼┼┤

├┼┼┼○●○○┼┼●┼●○○●┼┼┤

├┼┼○●●●○┼┼┼┼○○○○●┼┤

├┼┼○┼┼┼●○○○○●┼○●┼┼┤

├┼┼┼○○●●○●○●●●○●┼┼┤

├┼┼○○●┼●●●●┼┼┼●●┼┼┤

├┼┼○●●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤

├┼┼○●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤

├┼○●●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤

├┼○○○●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤

├┼○●●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤

├┼┼○●●●●●●●●●┼┼●●●┤

├┼┼┼○○○●○●○○○●●○○┼┤

├┼┼┼┼┼┼○○○┼○●◆●┼┼┼┤

└┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴○○●┴┴┴┴┘







これは簡単じゃないでしょうか?

形が綺麗ですし。



ハマが良く分かりません。

白石が1子取られているということですよね?

で、その後コウの部分を黒が継いでる、と。

まぁ、それで整地してみます。

(残ったダメは適当に詰めておきます)



例1

┌┬┬┬┬┬┬○┬┬┬┬┬●●●┬┬┐......................................................... ├┼┼┼┼┼┼○┼┼┼┼┼○●●┼┼┤

├┼┼┼┼┼┼○┼┼┼┼┼○●●┼┼┤.........................................................├┼┼┼┼┼┼○┼┼○┼┼○○●┼┼┤

├┼┼┼┼┼┼○┼┼┼┼┼○●●┼┼┤.........................................................○○○○○●○○┼┼┼┼┼○○●┼┼┤

├┼┼○●●●○┼┼┼┼┼○○○┼┼┤.........................................................├┼┼○○○●●○○○○●○○●┼┼┤

├┼┼○○○●●○●○●●●○●┼┼┤.........................................................├┼┼○○┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┼┤

├┼┼○●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┼┤.........................................................├┼┼○●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┼┤

├┼┼●●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┼┤.........................................................├┼┼○○┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┼┤

├┼┼●●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┼┤.........................................................├┼┼○●●●●●●●●●●●●┼┼┤

○○○○○○○●○●○○○●●●┼┼┤.........................................................├┼┼┼┼┼┼┼┼┼○○●●●●┼┼┤

└┴┴┴┴┴┴┴┴┴○○○●●●┴┴┘



例2

┌┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬●●●┬┬┐.........................................................├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼○●●┼┼┤

├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼○●●┼┼┤.........................................................├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼○○●┼┼┤

├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼○●●┼┼┤.........................................................○○○○○●○○○○○○○○○●┼┼┤

├┼┼○●●●○┼┼┼┼○○○○┼┼┤.........................................................├┼┼○○○●●○○○○●○○●┼┼┤

├┼┼○○○●●○●○●●●○●┼┼┤.........................................................├┼┼○○┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┼┤

├┼┼○●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┼┤.........................................................├┼┼○●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┼┤

├┼┼●●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┼┤.........................................................├┼┼○○┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┼┤

├┼┼●●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┼┤.........................................................├┼┼○●●●●●●●●●●●●┼┼┤

○○○○○○○●○●○○○●●●┼┼┤.........................................................├┼┼┼┼┼┼┼┼┼○○●●●●┼┼┤

└┴┴┴┴┴┴┴┴┴○○○●●●┴┴┘

例3

┌┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬●●┬┬┐.........................................................├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●●┼┼┤

├┼┼┼┼┼┼○┼┼┼┼┼┼●●┼┼┤.........................................................├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●●┼┼┤

├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●●┼┼┤.........................................................○○○○○●○○○○○○○○○●┼┼┤

├┼┼○●●●○○○○○○○○○┼┼┤.........................................................├┼┼○○○●●○○○○●○○●┼┼┤

├┼┼○○○●●○●○●●●○●┼┼┤.........................................................├┼┼○○┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┼┤

├┼┼○●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┼┤.........................................................├┼┼○●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┼┤

├┼┼●●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┼┤.........................................................├┼┼○○┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┼┤

├┼┼●●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┼┤.........................................................├┼┼○●●●●●●●●●●●●┼┼┤

○○○○○○○●○●○○○●●●┼┼┤.........................................................├┼┼┼┼┼┼┼┼┼○○●●●●┼┼┤

└┴┴┴┴┴┴┴┴┴○○○●●●┴┴┘



慣れないうちは、1で十分です。

2もありですが、どっちかというと、3に至る過程といったところです。

3は非常に数えやすいですが、慣れないうちはやらないほうがいいですね。

やってることは、地に関与しない黒石と白石の位置を交換してから、空いてる4目に白石をずらしているだけですが、ちゃんと考えてやら無いと地を操作してしまうことが有ります。

やるなら慎重に。

黒は、これ以外に動かしようが無いかも知れません。(個人的には)

白は他にもやりようがあります。

まぁ、この辺は人それぞれでしょう。



結果

黒 60+57=117

白 35+34+30+20=119



白8目半勝ち・・・かな?



まぁ、整地なんてちゃんと数えれたらなんでもいいでしょう。

両者納得しているなら、整地する必要もありませんし。








対局者同士も、棋譜係りも目算は出来ていますから、単に三者が確認しあうだけだと思いますよ。







大きいながらも、数えやすい正方形や長方形にする努力をしているはずです。黒の場合、右下隅を6×3、右辺を13×5、右上隅を4×2と3×7で合計112目、白の場合は、左上隅を13×5、左辺を3×10、左下隅を11×2、中央を1×3で合計120目

盤面で白番の8目、コミ6目半により、白番の14目半勝ちです。

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